女子団体追い抜きで世界記録を持つ高木美帆(日体大職)、高木菜那(日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(ANA)の日本は高木菜が転倒し、最下位の8位に終わった。

ラスト1周まで、20年2月に同じリンクで出した世界記録を上回るペースだった。しかし、最終週の第1コーナーを出るところで、先頭の高木菜が転倒。最初の2周を高木美が、4周を高木菜が先頭を受け持つ作戦だったが、先頭4周目で高木菜の足に疲労もたまりつつある中、最終滑走による荒れた氷に足を取られ、悔しい形となった。

高木美は「先頭私が先頭で2周、姉が4周という新しい挑戦をし、可能性や幅が広がった。今日の結果を検証し、五輪に向けて詰めていきたい」と前を向いた。