クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)が2位をキープした。NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(浦安)に4トライ差をつけて、ボーナス点も獲得。勝ち点5を上積みした。

序盤で10点リードを許したが、前半24分、立命館大から今春に加入したWTB木田晴斗(23)が反撃のトライ。前半を8-13で折り返すと、後半4分にFBゲラード・ファンデンヒーファー(33)が同点トライを挙げ、SOバーナード・フォーリー(32)のゴールで勝ち越した。

後半は相手を無失点に封じ、CTB立川理道主将(32)は「後半ノートライは自信になった。前半は厳しい戦いでしたが、レフェリー、天候、ゲームプランを話し合いながらできた。しっかり話せたのはチームの力。自分たちの仕事をやれました」と胸を張った。

3連勝で迎える最終節は7日、埼玉パナソニックワイルドナイツ戦(埼玉・熊谷ラグビー場)となる。リーグ開幕戦のカードだが、1月7日の戦いは相手に新型コロナウイルスの陽性者が出たことで、中止となっていた。

すでにプレーオフ進出を決めているチーム同士の一戦へ、フラン・ルディケ・ヘッドコーチ(54)は「ワイルドナイツと、いい戦いができるのを楽しみにしています。準決勝は何週間か後。まずは次週を見据えていきたい」と力強く言い切った。【松本航】