女子決勝は、藤枝順心が前回女王の東海大静岡翔洋に1-0で勝利。3年ぶりに県を制した。男女の優勝校は、8月6日開幕の全国総体(愛媛県松山市)に出場する。

藤枝順心は快勝とはいかなかったが、女王の座を奪還した。主力級の3年生2選手をけがで欠く中、中堅の小山結愛(ゆいな、2年)が僅差勝ち。同校中学時代から加賀谷千保監督(32)の指導を受ける大将の原田詩依菜(しえな、3年)は「(けがの)2人と監督を全国に連れていきたかった」と満足げだった。全国大会に向けて基本を見直すという。「組み手の入りや技の精度を上げたい」と課題を挙げた。