セガサミーホールディングスは23日、Bリーグ1部(B1)のサンロッカーズ渋谷の親会社になることを発表した。今年9月をめどに、運営会社の日立サンロッカーズはセガサミーホールディングスの完全子会社となる。運営会社から「日立」の名称はなくなる方針。

同社の里見治紀代表(43)はこの日、都内での会見で、「エンタメの力をスポーツに波及させ、より多くの感動を与えたい。その思いから、サンロッカーズ渋谷とともに歩んでいくことを決意した。勝敗にかかわらず楽しんでもらえる空間をつくりたい」と話した。

選手やスタッフらはそのまま引き継がれる。

ゲームコンテンツやパチンコ事業などを手がけるセガサミーは、すでにプロマージャンのMリーグやプロダンスのDリーグに参入。バスケットボールでは今季まで、B1横浜ビー・コルセアーズのスポンサーとしてBリーグにかかわってきた。

昨年11月頃に日立製作所がセガサミーホールディングスに協議を持ちかけ、この日の発表に至ったという。