昨夏の東京オリンピック(五輪)銅メダルの渡辺勇大(25)東野有紗(26)組(BIPROGY)が準決勝進出を決めた。

“ワタガシペア”は現在世界ランキング3位。同14位のマレーシアペアを21-17、21-13で下した。世界選手権は3位決定戦が行われないため、3大会連続メダル獲得が決まった。

第1ゲームでは4-10とリードされる場面もあったが、流れを奪い返して逆転に成功。第2ゲームは序盤から優位に運んだ。

東野は「最初は少し緊張したが、自分たちらしいプレーをできたことが逆転につながった」と振り返った。

19年大会は銅メダル、21年大会は銀メダルを手にした。渡辺は「金メダルを目指してやっている。明日もう1回チャレンジャーでやりたい」。自国開催の今大会で、日本勢ではこの種目初の頂点を狙う。