ジュニアGPシリーズデビューの千葉百音(もね、17=宮城・東北高)が70点の大台を超えた。ジュニアながら日本歴代8位(18~19年シーズンのルール改正以降)の70・16点を記録し、首位発進した。

千葉は名曲「シンドラーのリスト」をしっとりと演じ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、ルッツ-トーループの連続3回転、3回転ループを全て着氷させた。得点が発表されるとマスク越しに口角を上げて喜んだ。

フリーは30日に行われる。

◆SP日本女子歴代8傑

〈1〉83・97点 紀平梨花(19年世界国別対抗戦)

〈2〉80・32点 坂本花織(22年世界選手権)

〈3〉79・73点 樋口新葉(21年オーストリア杯)

〈4〉76・08点 宮原知子(18年GPNHK杯)

〈5〉73・88点 河辺愛菜(21年GPNHK杯)

〈6〉72・62点 三原舞依(22年4大陸選手権)

〈7〉71・49点 島田麻央(22年ジュニアGPチェコ大会)※ジュニア

〈8〉70・16点 千葉百音(22年ジュニアGPポーランド大会)※ジュニア