レバンガ北海道が108-115で、西地区最下位の滋賀レイクスに痛恨の逆転負けを喫した。第4クオーター(Q)残り20秒で7点リードの優位な展開も、3点差の残り0秒で滋賀のテーブス海(24)が放った3点シュートで同点に追いつかれて延長に突入。延長は終始リードを許して競り負けた。

「非常にもったいないゲームだったと思います…。悔しいゲームです…」。プロ生活をスタートさせた古巣にホームで勝ち星を奪われ、高橋耕陽(28)が懸命に声をしぼり出した。今季自己最多の20点を挙げても「チームが勝たないと何の意味もありません」と反省だけが口をついた。

この日の敗戦でリーグ3連敗、そしてホーム5連敗。黒星を増やし、またもB2への降格圏がちらついてきた。「勝てるチャンスがあった試合を勝たせてあげられないのは私の責任。こういうゲームは2度としたくない」と佐古賢一監督(52)。すべてを一夜でリセットし、4日の滋賀戦で6試合ぶりのホーム勝利をもぎとる。