全日本ジュニア選手権2連覇女王で、初出場の島田麻央(14=木下アカデミー)が69・66点で首位発進した。日本と韓国から3選手ずつ出場の最終決戦。2、3位には韓国勢が続き、中井亜美(14=MFアカデミー)は4位、3回転ルッツ転倒が響いた吉田陽菜(17=木下アカデミー)は6位だった。

<1位>69・66点 島田麻央(木下アカデミー)

<2位>69・11点 シン・ジア(韓国)

<3位>66・71点 キム・チェヨン(韓国)

<4位>65・97点 中井亜美(MFアカデミー)

<5位>59・91点 クォン・ミンソル(韓国)

<6位>55・51点 吉田陽菜(木下アカデミー)

日本勢の国際オンライン取材コメントは次の通り。

【中井】

大きな会場で、緊張とかあった中でジャンプ3つ、そろえられたのはよかったと思います。

-トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の準備は。フリーで2つ入れる可能性があると

今回はアクセル1本構成にする予定で、確率はだいぶ上がってきているので、明日のフリーでも降りられるように頑張ります。

【吉田】

(英語で)今日の演技はとても残念でした。明日はベストを尽くせるように頑張りたいです。

【島田】

(英語で)とても幸せです。楽しめました。

-初のジュニアGPファイナルは緊張したか

全日本ジュニアに比べたら、そこまでは緊張しなかったんですけど、いつも通り緊張はしました。

-試合前に浜田美栄コーチと入念に話していた

今回は挑戦者なので「どんどん挑戦して守らずに攻めていって楽しんで」と言われました。

-しっかり挑戦できたか

挑戦者なので、思い切り楽しむことができたと思います。

-フリーに向けて

今季から挑戦している2本(4回転トーループと3回転半)を成功できるようにしたいです。