今月中旬の全国高校選手権(インターハイ)2位の松生理乃(18=愛知・中京大中京高)はジャンプの転倒が響き、58・64点と得点を伸ばせなかった。「スピンの取りこぼしがすごくたくさんあると思う。細かい所がうまくいかなかった。いまの自分の演技からしたら、それぐらいかな」と点数を受け止めた。

ダブルアクセル(2回転半)、ルッツ-トーループの連続3回転は下りたが、後半の3回転ループで転倒があった。

「自信を持ってやろうっていう気持ちはあるし、楽しんでやらないとなっていう気持ちは毎回持ってやってるんですけど…」。

いま、滑る時に怖さがあるという。この日も6分間練習に向かう前には、恐怖があった。

「それを乗り越えないといけないんですけど。1回うまく感覚がつかめれば。まずは1回ノーミスをお見せするというを大事にしないといけない」。

SPは3位で終えた。29日にはフリーが控える。悩みながらも、心に向き合う。

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