B1東地区首位の千葉ジェッツが同西地区2位の琉球ゴールデンキングスを87-76で破り、4大会ぶり4度目の優勝を果たした。

昨季は涙をのんだファイナルで雪辱。レギュラーシーズンで新記録を更新する21連勝中の勢いそのままに、全国101チームの頂に立った。

原修太(29)は、3点シュート(3P)を8試投で4本決めるなど、キャリアハイの24点に迫る20得点を挙げた。「過去の優勝は僕自身、貢献できていなかったので悔しい思いをしてきた。試合に貢献出来て優勝したのがどの優勝よりもうれしい」と満足げ。「(監督の)ジョンに『うてるシュートはうて』と言われた。昔からタフショットが得意なので、その強みが今日は出たと思います」と笑顔で振り返った。

19得点でMVPを獲得したキャプテンの富樫勇樹(29)は「オフェンスもディフェンスもすごくよかった。チーム全員で20点くらいが3人いる。相手としてはやりづらかったと思う」とチーム一丸での勝利を強調。「まだまだこれから。地区優勝、リーグ優勝の3冠を目標にしているので満足することなくやっていきたい」と、引き締めていた。