シャンソン化粧品のPG小池遥(27=新潟・鳥屋野中出)が地元のコートで全身をはずませた。

新潟初開催のWリーグ・プレーオフ。トヨタ紡織とのセミクオーターファイナル、70-62で逆転勝ちした。故郷のコートに余分な力が入ったのか、第3クオーター(Q)までは2得点だったが、43-53で迎えた第4Qに爆発。53-55から同点ショットを放つなど最終Qだけで11得点を挙げて会場を沸かせた。

「ディフェンスで頑張ってボールを私に渡してくれた。それに応えたかった」と終盤に躍動した小池は、苦しい時間帯を耐えたメンバーに感謝した。地元の観客の後押しにも同時に感謝。「久しぶりの地元はうれしかった。地元の声援が自分の力になった」。今日2日のクオーターファイナルは同じ会場で三菱電機と対戦。小池はあと1試合、地元のコートで全身を躍らせる。