フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(台北)で日本勢初の2連覇を飾った女子の島田麻央(15=木下アカデミー)が15日、京都・宇治市立広野中学校の卒業式に出席した。

中学3年間で一番の思い出は、最終3年時の体育大会だったという。「スケートの試合であまり学校の行事に参加できなかったけれど、3年の体育大会は出られて、全員リレーを走ったことが思い出」と懐かしんだ。

4月からは愛知・中京大中京高(通信制課程)に進学する。憧れる浅田真央さんも通った名門校への入学を間近に控え「今まで以上に練習できるようになる。ほかの競技の方との交流もできるので楽しみ」と新生活を待ちわびた。

高校生のイメージは「中学生より、おしゃれだったり、大人っぽいイメージ」という。今後の目標は「感情の変化」を表現することで「(今までは)笑顔しかしていなかったので、笑顔以外の表現ができたらいいな」と来季のプログラムへ意欲を示した。【竹本穂乃加】