アスリートを題材にしたイラストで世界的人気を博す田村大さん(41)が新たな舞台で作品を披露することになった。
東京都港区の増上寺で、画家としては初めての個展を開く。1393年に創建された徳川家の菩提(ぼだい)寺であり、東京の中心地に位置する古刹(こさつ)から「『日本最高峰の絵はこれだ』というものを発信したい」と意気込む。
展覧会は「Special Art Exhibition Dai Tamura×Zojoji」と題し、3月20日から23日、午前9時から午後5時まで開催されている。
新作30点をそろえた田村氏は「増上寺を訪れた際に見たり感じたりすることができた『エネルギー』をテーマに作品制作をしました」と解説。「絵を見た方々の内側から静かに力強いパワーが湧き上がってくるような、そんな作品たちになっていたらうれしいです」と望む。
これまでも世界的なスポーツ選手のイラストを手掛けてきた。日刊スポーツでは20年9月、フィギュアスケーターの浅田真央さんの30歳を記念した特別紙面を共同で製作した。近年は宇宙航空研究開発機構(JAXA)とのコラボレーションなどスポーツジャンル以外にも活動の幅を広げてきたが、今回も新たな挑戦となる。
「自己ベスト更新のみを目指して描いていますので、自分史上最新で最高の作品を来場者の方々にご覧頂けたらと思います」。全日程、会場で来場者を出迎える予定となっている。
◆田村大(たむら・だい)1983年(昭58)9月10日、東京都生まれ。17年まで7年間、似顔絵製作会社に勤務。ISCAカリカチュア世界大会で16年総合優勝。18年に独立。インスタグラムで作品を発表。大学までバスケットボール部で、八王子高では総体8強。イラストレーターとしてNBA公式作品、プロ野球の巨人、ソフトバンクとのコラボでも話題に。21年11月には初の作品集「DT」(主婦の友社)を刊行した。


