<世界体操>◇6日目◇12日◇東京体育館

 田中和仁(26=徳洲会)は後半の2種目、平行棒と鉄棒に出場した。それぞれ15・500点、15・141点を獲得し、チームの銀メダルに貢献。「銀メダルは悔しいが、ミスなくできたのは成長」と満足そうに話した。

 昨年は最終の鉄棒で落下し、中国に僅差で敗れた。今回は弟佑典が落下するという結末。「昨年のことが頭をよぎったけど、でも佑典はよく頑張った。大学4年生で世界選手権に出て、銀メダルですからね」と弟をねぎらった。