史上初の決勝トーナメント進出を目指す日本は、試合開始からノックオンを重ねるなどミスを連発した。先制トライを許すなど苦しい展開となったが、WTB松島幸太朗(26=サントリー)の日本代表では初となる、W杯1試合3トライなどで逆転勝利した。

途中交代までチームをリードしたSO田村優(30)は、試合終了後に率直な思いを吐露。「僕は10日間ぐらいずっと緊張していて寝られなかった。勝たないといけないし、ボーナスポイントも取らないといけないし、いろんなことがのしかかってきた。本当に今日が早く終わって欲しかったです。本当にきつかったです」と相当な重圧がかかっていたことを明かした。

次戦の世界ランク1位のアイルランド戦(28日)に向けては「みんなこの場には慣れたと思う。ビッグチャレンジしていきたい」と意気込んだ。