<水泳世界選手権>◇第13日◇1日◇バルセロナ◇男子200メートル背泳ぎ予選

 ロンドン五輪で同種目銀メダルの入江陵介(23=イトマン東進)と萩野公介(18=東洋大)がともに準決勝進出を果たした。

 入江は伸びのあるストロークで確実に水を捉えながら加速度を増し、1分57秒53のタイムで全体8位だった。

 レース後の入江は「1本目だったので大きな泳ぎを意識して、200という距離をしっかり感じながら泳いだ。(100メートル背泳ぎは4位で)悔しい思いをしたけど(気持ちの)切り替えの速さも必要だと思うし、うまく切り替えられている。得意種目で優勝を狙える位置にいる。強い選手はたくさんいるけど自分のレースをして、楽しむレースをしたい」と話した。

 いっぽう萩野は後半追い込みのレース内容で入江より100分の1秒速い1分57秒52のタイムで全体7位。

 「大きな泳ぎを意識して前半と後半のタイムが同じくらいになるように心掛けて泳ぎました。(内容は)良くもなく悪くもなく。右手の(水の)キャッチとかはできたけど。決勝に進める泳ぎでいい泳ぎをしたい」と準決勝に向けて気を引き締めていた。