こんにちは。プロ野球aiライターズコラム、バトンを渡されました記者の市川です。いつもご愛読ありがとうございます!

 現在、発売中の「プロ野球ai4月号」で横浜DeNAベイスターズの山崎康晃投手、今永昇太投手の対談を担当させていただきました。

 この日、新年、初めて顔を合わせたという2人。「あけましておめでとうございます」という挨拶から対談がスタートしたのですが、底抜けに明るい山崎選手と、ちょっと毒がある面白さを持つ今永選手の組み合わせ、とにかく話が弾み過ぎて(?)、残念ながら誌面に入りきらず、内容を大幅にカットすることになってしまいました。

 そのカットしなければならなかった部分を今回はお届けしたいと思います。


左から絶対的リリーフの山崎康晃選手と先発の今永昇太選手。普段から仲良しの2人です
左から絶対的リリーフの山崎康晃選手と先発の今永昇太選手。普段から仲良しの2人です

 ○×形式の質問で「横浜の名所に詳しい」という話題になったとき、「もう外国人を案内できるくらい詳しい」と自負する山崎選手にお勧めの場所を聞くと…。

山崎「大桟橋はきれいですよね」

今永「大桟橋ってどこらへんですか?」

山崎「大桟橋ってねえ、ハマスタから行くと赤煉瓦の手前にあるの。特に何かあるわけじゃないんだけど、景色がきれい!」

今永「景色! あ! よくドラマで使っているところですか?」

山崎「そうそう!」

今永「まだ行ったことはないけど」

山崎「横浜三塔物語って知ってる?」

今永「知らないです」

山崎「昔、横浜の港に船が入ってくるときに、3つの塔があって、みんなそれを目指して来たんだって。その塔が現存していて、今は周りにたくさんビルが建って、昔と風景は変わってしまったんだけど、その3つの塔が一緒に見えるポイントが3箇所あるの。そこを全部回ると幸せになれるっていう都市伝説があるんだよ」

今永「なんですか、その生まれも育ちも横浜みたいな言い方! 出身、東京のくせに(一同笑い)」

山崎「ハハハハ!」

今永「“子供のころ、おばあちゃんから聞いた、ちょっといい話”みたいなスタンスで語りましたよね、今」

山崎「いいじゃん、別に(笑)」

今永「でも情報から得た知識ですよね?」

山崎「うるさいなぁ(爆笑)」


 補足しますと、横浜みなとみらい地区にあるキングと呼ばれる塔(神奈川県庁本庁舎)、クイーンと呼ばれる塔(横浜税関)、ジャックと呼ばれる塔(横浜市開港記念会館)が近辺では「横浜三塔」と呼ばれて親しまれています。開発が進んで周りにビルがたくさん建ち、以前よりは目立ちにくくなってしまったのですが、今ではその3つの塔が同時に見えるポイント(3か所あると言われています)が幸運を呼ぶパワースポットになっているのです。その話を熱心に語る山崎選手に向かい、放った今永選手の「東京都民ですよね?」という一言に一同は爆笑。でも、車を購入しドライブに凝り始めているという今永選手は、山崎選手のお話を聞いて、横浜という土地に、より興味を抱いたようでしたよ。

 横浜スタジアム周辺には山崎選手お勧めの大桟橋以外にもマリンタワーや横浜中華街など、素敵なスポットがたくさんありますので、横浜以外にお住まいのベイスターズファンの皆さん、もちろん、他球団のファンの皆さんも、ぜひ、試合観戦の前後に遊びに行ってみてくださいね。

 それにしても、ちょっとクセになる面白さを持つ今永選手と、何を言われても「なんだよお~」「うるさいなぁ~」とニコニコ笑っている山崎選手のコンビ、とても微笑ましくて、ベイスターズ投手陣のムードのよさを代表しているような2人でした。次は優勝をして優勝特集号で?と期待が膨らみました。【市川忍】


カメラが趣味という山崎選手。aiカメラマンのカメラでモデル・今永選手を激写!
カメラが趣味という山崎選手。aiカメラマンのカメラでモデル・今永選手を激写!

※この対談の全編は「プロ野球ai4月号」でご覧いただけます! 山崎選手が撮影した今永選手の写真も掲載されていますよ~。