先日、ニュースになった野球選手の「スタントン」という名前を聞いて「あの〝打タントン〟かいな?」と思ったのは、かなりの阪神通ですな。

 79年に阪神に在籍したスタントン。私は高校生だったので、もちろん取材したことはありませんが、何となくカッコいい名前だし「打タントン」なんて言われてたのを、うっすら覚えています。

 もちろん今回話題になったスタントンは別人。米大マーリンズのジアンカルロ・スタントン外野手(25)で、その巨大契約がニュースとなりました。

 今季ナショナル・リーグで本塁打王を獲得した同選手は、なんと13年総額3億2500万ドル(約384億円)で契約を延長。おカネの受け取り方の詳細はともかく、平均で年俸30億円弱か。

 途方もない。そんなにカネもらって、どないすんねん? と思うのは余計なお世話でしょう。

 そんな中、思わずニヤッしてしまったニュースは阪神北條史也内野手(20)の話題です。日本球界は今、契約更改シーズン真っただ中。北條も21日に契約更改に臨みました。

 結果は今季の720万円から730万円。書き間違いではない、10万円アップです。

 これも結構すごい。我々サラリーマンは年間10万円給料が増えれば、そりゃ、うれしいですが、プロ野球の選手で10万円アップというのはあまり聞いたことがない。ある意味、歴史的な微増でしょうか。

 高卒2年目の北條は今季1軍登録はされましたが試合出場はなし。業界の常識で考えれば年俸がアップする理由はない。

 「期待料ですかね。ありがたいです」と本人が言うように、まさに期待料というかお小遣いです。

 高校野球で甲子園を沸かせた期待の若手内野手として、来年は一気に10倍増ぐらいの活躍を待ちたい。

 それでも7300万円か―。30億円って、やっぱり、なんだかな―。