「神スイング」で大ブレークしているタレント稲村亜美(20)が27日、日刊スポーツ高校野球応援団長に就任しました! 第98回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の各地方大会が、7月から全国で本格的に開幕する。「神スイング」「神ピッチング」を、日刊スポーツ評論家の里崎智也氏(40)が、連続写真で分析する「解体新書」特別編です。
<里崎智也氏の「神ピッチング」分析>
◆投球 すごくきれいなフォームだ。【3】の立ち姿には軸がしっかりしているのがうかがえるし、【4】でお尻から出て行ってるのもいい。頭がいっさいブレず、【5】までは文句の言いようがない。ただ、【6】になると左肩が上がり、【7】では下半身にためられていた力が逃げていってしまっている。だから【8】の右腕に筋が浮かび上がっている。これは、下半身の力をロスした分、腕力を使って投げているからにほかならない。これらの問題点は【6】の歩幅を広くすれば解決するはずだ。下半身にためた力をボールに伝えられるようになれば、120キロは出るようになるだろう。
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真1
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真2
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真3
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真4
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真5
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真6
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真7
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真8
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真9
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真10
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真11
- 稲村亜美の投球フォーム 連続写真12(写真は全て撮影・松本俊)
◆提言 先日、埼玉で小学生の野球教室を行ったが、そこにも能力の高さを感じさせる女子選手がいた。個人的な意見だが、そろそろ甲子園を女子にも開放していいのではないかと思う。高校野球は男女でしっかり分けられているが、能力があれば、男子のチームに女子が出てもいいと思う。いつか壁が取り払われ、甲子園の舞台に女子選手が立つのを期待してしまう。(日刊スポーツ評論家)