早実(西東京)清宮幸太郎内野手(2年)が2年連続高校日本代表入りを逃した。8月30日に台湾・台中で開幕する第11回U-18(18歳以下)アジア選手権に出場する高校日本代表の人選を検討する会議が18日、甲子園で行われ、候補が絞り込まれた。

 小枝守代表監督(65)は具体的な選手名は明かさなかったが「足の使える選手が理想。(台湾の)球場は内野が芝なので、ゴロを転がせて走れる選手がいい」と説明。侍ジャパンのポスターに登場する清宮は2年連続代表入りが期待されたが、早実の主将になり、3季ぶりの甲子園を目指すチームを率いる立場になったこともあって選考は見送られた。

 履正社(大阪)寺島成輝(3年)、横浜(神奈川)藤平尚真(3年)、花咲徳栄(埼玉)高橋昂也(3年)ら高校BIG3や作新学院(栃木)今井達也(3年)ら今大会で活躍した投手陣は代表入りする見込みだ。21日の大会決勝後に正式発表される。