最速160キロの速球を誇り、既にプロ野球志望届を提出した岩手・花巻東の大谷翔平投手が2日、花巻市の同校を訪れた米大リーグ、レンジャーズのコルボーン環太平洋シニアアドバイザー、ボイド・プロスカウト部長らと面談した。

 大谷本人と両親、野球部の佐々木洋監督が同席した面談は3時間半にも及んだ。レンジャーズのマイナーでプレーする尾中博俊外野手がマイナーリーグの現状などを直接説明した。質疑応答の内容については明かされなかった。

 ダルビッシュ有投手獲得に携わったコルボーン氏は面談後に「体格を含めて、とてもいい投手。将来性が非常にある」と話した。レンジャーズの強みについては「過去4年間に組織としてメジャーのトップであること、サポート態勢が整っていること」を挙げた。