阪神ドラフト1位高山俊外野手(22=明大)が26日、都内の病院で、骨折している右手首有鉤(ゆうこう)骨の手術を受けた。約1時間半ほどの手術は成功。全治は未定だが、約2週間で抜糸し、リハビリに取り組む予定だ。高山は法大3回戦が行われていた神宮に駆けつけ、ギプス固定した姿で「無事終わりました」と話した。

 神宮ではチームメートと優勝の喜びを分かち合う予定だった。手術の開始時間が予定より遅れ、試合終了には間に合わず。チームも敗戦し、優勝を決めることができなかった。高山は試合内容を問われ「正直そこはなんとも。結果に関してはなんとも言えないです」と肩を落とした。

 31日の早慶戦の結果次第で優勝が決まる状況に「待つだけです」。優勝で決まる明治神宮大会もケガの影響で出場が絶望的だが、有終の美へ天命を待つ。