衝撃の3連発が窮地を救った。西武エルネスト・メヒア内野手(30)が逆転満塁弾を含む3打席連続アーチの大暴れ。エース岸、C・C・リーの2投手が負傷で緊急降板するアクシデントを、全7得点を本塁打でたたきだしてカバーした。

 3回に先制ソロ、5回に勝ち越し2ラン、7回に逆転満塁と3打席連続本塁打。満塁含む3打席連発は98年6月30日江藤(広島)以来、プロ野球史上7人目の快挙だ。西武の得点はメヒアの3連発による7点だけ。満塁含む3連発でチーム全得点は89年10月12日ブライアント(近鉄)97年9月20日中村紀(近鉄)に次いで3人目だが、3本すべて肩書付きは7人のうちメヒアしかいない。なお、西武選手の1試合3打席連発は06年6月17日カブレラ以来で8人目。