野球評論家の野村克也氏(81)が、自身の記念品の数々が展示されずに何年も放置されている状況にボヤいた。

 11日放送のフジテレビ系「とくダネ!」では、故郷の京都府・旧網野町(現京丹後市)に設立予定だった「野村克也記念館」の計画が頓挫し、野村氏が寄贈した記念品80点以上が、4年以上にわたって放置されている現状を伝えた。

 野村氏は電話取材に対し、「それだけ無関心ということじゃ」とボヤき。3冠王の記念品やMVPのトロフィーといった、ファン垂ぜんのお宝の数々に「僕はもうすぐあの世に行きますし、記念になるようであれば、欲しい人があれば、あげて」と野村節でコメントした。

 番組の鑑定によれば、63年の最多本塁打日本新記録賞の盾が350万円、62年最多本塁打賞のペナントは300万円、68年の400号本塁打記念トロフィーは250万円とまさにお宝ばかり。それでも野村氏は「あんなものは要らないよ。俺は過去は振り向かない、そういう人生観なんですよ」と吐き捨てるように言い、司会の小倉智昭アナウンサーは「野村さん、ください」と呼び掛けた。