<阪神3-2横浜>◇28日◇甲子園
阪神の勝利を信じて声援を送り続けたファンにドラマが待っていた。敗色濃厚の0-2の9回に土壇場で逆転サヨナラ勝ち。主役は関本賢太郎内野手(30)だった。
この回、3連打で満塁とし、桧山の左犠飛でまず1点を返した。さらに2死一、二塁で関本が打席に向かった。「今日は特に冷静やった」という2番打者は真ん中に入った山口の変化球をはじき返した。
大歓声に後押しされた打球は左中間を深々と破る起死回生の三塁打。狩野に続いて生還した一塁走者の葛城はあおむけになってはしゃぎ、三塁を回ったヒーローは両腕を突き上げて感情を爆発させた。
今季5度目のサヨナラ勝ち。お立ち台での関本は興奮冷めやらず「後ろにつなごうという思いが最高の結果になった。気持ちだけです」と言葉をつないだ。
3連勝を狙ったリーグ戦再開後の最初のカードでの負け越しは辛くも免れた。それでも借金はまだ8。「2勝1敗でリズムをつくらないといけない。最初の試合でそれができてよかった」と関本。劇的な白星がチームの勢いにつながるか。
[2009年6月28日23時9分]ソーシャルブックマーク



