<楽天7-6ロッテ>◇16日◇Kスタ宮城

 8回表を終えて0-6。敗色濃厚に思われた展開は、主砲の豪打へのおぜん立てにすぎなかった。楽天の山崎武司内野手(40)が、終盤の2打席連続本塁打でチームを救った。

 まずは8回1死一、二塁。それまで打ちあぐねていた唐川のスライダーを拾い、左中間へ3ランを運んだ。これが通算350号。記念の1発が、反撃の号砲となった。

 2点差で迎えた9回2死一塁では「本塁打しかない」と打席へ。力勝負を挑んできたシコースキーの150キロの速球を左翼席へたたき込んだ。劇的なアーチで、形勢は完全に楽天へ。延長12回に小坂のサヨナラ打で同一カード3連勝を飾った。

 「デーゲームで西武が負けたから、何としても勝ちたかった」と山崎武。その3位西武とは0・5ゲーム差に。クライマックスシリーズ進出を争うライバルに、あと半歩と迫った。

 [2009年8月17日2時33分]ソーシャルブックマーク