独立リーグ、ジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)の三重(壁矢慶一郎代表)が来季は他の独立リーグ(四国九州アイランドリーグ、BCリーグ、関西独立リーグ)に参入する可能性が高いことが14日、分かった。

 JFBL所属の大阪(宮本高明代表)が経営難に陥り、リーグ維持が困難と判断したためで、壁矢代表は宮本代表と断続的に会談。17日に来季の活動について正式表明するが、今年開幕したJFBLは1年で消滅する可能性がある。

 JFBLは三重と大阪の2チームで今春開幕。開幕当初から客足が伸び悩み、6月には大阪の8選手が野球賭博にかかわっていたことが発覚。8人を解雇したが、チームスポンサーが撤退し、経営がさらに悪化した。

 大阪の宮本代表は「今は必死に資金を集めている。野球賭博問題の後、スポンサーが6、7社減った。現在は個人的に支援をもらっているが、苦しい状況が続いている。リーグから何も聞いていないし、こちらは運営できるように一生懸命やるだけ」と語った。

 [2010年9月14日11時32分]ソーシャルブックマーク