台湾のプロ野球八百長事件で詐欺罪により懲役1年8月、執行猶予4年の有罪判決が確定していた中込伸元阪神投手(41)が2年1カ月ぶりに台湾から帰国し、関西空港で潔白を訴えた。昨年8月の判決によれば、台湾プロ野球リーグの球団「兄弟」の投手コーチや監督を務めていた中込元投手は、賭博グループの要求に応じ、08年4月から09年9月の5試合で八百長に協力する投手を登板させるなどし、計150万台湾元を受け取っていた。起訴事実すべてを認めたことに「弁護士に相談したところ、裁判で争えば最短でも3~4年はかかり、その間帰国は認められない。家族、生活のことを考えた」。執行猶予付きの判決と海外への渡航制限解除を裁判官に求めるかわり、起訴事実すべてを認めて家族のもとに帰ることを選んだ。今後は未定ながら、野球関係の仕事に携わることを希望した。

 [2011年2月21日22時15分]ソーシャルブックマーク