<ヤクルト4-2中日>◇19日◇神宮

 中日は開幕から3カード連続で初戦を落とし、2004年5月以来、7年ぶりの単独最下位となった。

 先発の中田賢は「クリーンアップに甘い球を投げないように」と話していたが、2回に4番の畠山にソロ本塁打を浴びた。その後、降板した5回まで毎回走者を背負い5回4失点。「カウントを取る球が甘くなってしまった。試合をつくれなかった」とうつむいた。

 打線は6回で4四球と本調子とはいえない石川をとらえきれず、流れを引き寄せることができなかった。4打数3三振のグスマンは「相手の投手が良かった」とお手上げだった。