<巨人1-8横浜>◇10日◇上毛敷島

 完敗だ。エース東野峻投手(24)が自己ワーストの7失点で6回途中にKOされた。打線も2回に本塁打で1点先制した後は沈黙し、横浜真下にプロ初勝利をプレゼントした。3戦連続して6点以上を失ってのKOとなった東野の今後の処遇を質問された原辰徳監督(52)は「今はまだカッカしているから、そうした質問に応えると、余計なことを言うといけないから」と、起用法の変更は言及しなかったものの、悔しさを露骨に表現した。打線については「今日のところは、いいところを見つけようにも見つけられない。まあ明日につなげていかないといけないから、切り替えて」と歯を食いしばって話した。