横浜尾花高夫監督(53)が23日、森本稀哲内野手(30)を浮上のキーマンに挙げた。チームは、24日からのヤクルト戦に向けて横浜スタジアムで全体練習。練習を見守った指揮官は、リーグ戦再開後のポイントとして、先発陣の頑張りとともに「ひちょりだよ。彼が機能すればチームも機能するということ」と、指名した。

 ここまで打率1割7分3厘。極度の打撃不振から交流戦途中からはスタメンから外れていた。21、22日は2軍戦に出場。実戦感覚をつかむことに集中してきた森本は「(期待に)応えなきゃいけないので、自分のプレッシャーとして、頑張っていきたい」と、巻き返しを誓っていた。