<横浜1-1阪神>◇20日◇横浜

 横浜三浦大輔投手(37)が、7回1失点の好投をみせた。初回に鳥谷敬内野手(30)の適時打で1点を失うも、2回以降は緩急をうまく使い、2安打に封じて二塁を踏ませず。勝ち星こそ逃したが、完全復調をアピールした。「(初回は)よく言えば1点で踏ん張れたと言えるけど、追う展開にしてしまった。野手とは持ちつ持たれつ。打線に助けてもらった試合もたくさんある。(チームの低迷は)全体で打開していかないといけない」と力を込めた。

 尾花高夫監督(54)は「素晴らしい投球。いい状態だから、これを維持してもらいたい」と最小失点に抑えたベテランの力投をたたえた。