フリーエージェント(FA)権の行使を視野に入れていることが明らかになった巨人大村三郎外野手(35)が18日、東京・大手町の球団事務所で清武英利GMと交渉した。交渉後、記者会見を行った。一問一答は以下の通り。
-交渉ではどんな話を
大村
代表からは、すごいありがたい言葉をいただきました。
-具体的には
大村
それは内緒です。まあ、本当に、慰留していただいたと。大した成績も上げていないですけど、本当にありがたい言葉をいただいて。感謝してます。
-FA権をどうするという話は
大村
自分の権利なので、そこは、もうちょっと時間もあるので、じっくり考えようかなと思います。正直、迷うところはありますけど。せっかくの権利なので、もうちょっと考えたい。
-もっとも重視するのは出場機会か
大村
野球選手であればみんなそうだと思うのですけど、やはり試合に出ることで、価値というか、野球選手らしい、と、僕は思うので、そうですね。そこです。
-球団から条件提示は
大村
条件提示はないです。僕は、金額より、言葉でうれしいので。
-結論までにもう1度、巨人と交渉は
大村
ないです。
-あとは決断のみ
大村
そうですね。
-今回の一連の騒動が、決断に影響を及ぼすことは
大村
一切ないです。
-FA権行使の可能性は半々くらい
大村
まだ、そんなところです。
-宣言して他球団の話を聞いてみたい気持ちは
大村
あります。僕、2006年に(FA権を)取って、ずっと使わずに持っていたので、この年になってアレですけど、せっかく取ったので、いろいろ聞いてみたい気持ちはあります。
-仮に移籍する場合、選択肢は国内だけ
大村
ですね。海外はあまり、自分では無理かなと思う。
-古巣への思いは
大村
ないと言えばウソになります。でも、ロッテだけでもないので。いろんな評価、聞いてみたいというのはあります。
-宣言残留も含まれる
大村
それは僕には分からないんですけど。