<巨人0-0阪神>◇30日◇東京ドーム

 巨人沢村拓一投手(24)は7回を3安打無失点と好投したものの、打線の援護なく勝ち負けはつかなかった。降板後はベンチの最前列で味方を応援。延長11回の末、引き分けに終わると「直球の走りが悪かったけど、変化球でストライクが取れたので、何とか粘ることができた」と、自身の投球内容を淡々と振り返った。次回登板も阪神戦の予定で「メッセンジャー投手とまた投げ合うかもしれないので、今度はチームに勝ちをつけられるようにしたい」と、1週間後の甲子園での再戦を見据えた。