楽天嶋基宏捕手(27)が6日、労組プロ野球選手会の第8代目会長に就任した。

 大阪市内で選手会の定期大会が行われ、阪神新井貴浩会長(35)の後任として正式に決定した。パ・リーグからは初の選出で、27歳での就任も歴代最年少。会見では「数々の先輩方が10年、20年かけてやってきたことをしっかり感じながら、10年、20年後にプロ野球がより良くなるように、頑張っていきたい。先輩方を見習って、自分なりにもやっていきたいと思います」と意気込みを話した。

 08年12月に就任した新井は会長を4期務め、昨年のセ・リーグ開幕延期問題やことしのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場問題で先頭に立ち、選手会を引っ張った。