97、98年に首位打者に輝き、マシンガン打線の中核を担った元横浜の鈴木尚典氏(40=現DeNA球団職員)が16日、故郷の静岡・浜松で野球教室を開催した。金城龍彦外野手(36)鶴岡一成捕手(35)石川雄洋内野手(26)の現役3選手も参加。集まった小学生約250人に、守備や打撃など熱心に指導した。

 終了後のあいさつで鈴木氏は、「今日教わったことを、みんなの将来の野球人生にしっかり生かして下さい。うまくなりたい気持ちをたくさん持って、プロ野球選手になれるように、頑張って下さい」と激励。静岡出身の石川は「静岡はサッカーの方が盛んだけど、僕らが活躍したら子供たちも、もっと(野球に)興味を持ってくれると思う。今後も静岡のためだったら、喜んで積極的に参加していきたい」と話した。