<ヤクルト3-1広島>◇23日◇神宮

 広島前田智徳外野手(41)が、都内の病院で検査を受け「左尺骨骨折」と診断された。

 同点の8回2死一、二塁から代打で登場。その5球目で、江村の内角直球が左手首に直撃した。怒りをこらえきれなかった前田智がルーキーに詰めよると、両軍入り乱れ退場者が出る騒動となった。前田智は、直後に病院へ直行していた。試合後に野村謙二郎監督(46)は、「相当痛がっていたし、やばいかもしれない」と不安を口にしていた。