DeNAは29日、横浜市内の球団事務所で吉川輝昭投手(31)、内藤雄太外野手(29)に来季の選手契約を結ばないことを伝えた。

 吉川はソフトバンクから古巣復帰した今季、中継ぎとして21試合に登板。2勝をマークしたが、4度の2軍落ちなど安定感を欠き、防御率7・42と振るわなかった。「ケガをしているわけではないし、投げられるので(現役を)続けたいと思う」と話した。

 今季1軍での出場がなかった内藤も「秋の練習でバッティングを変えて、手応えを感じているところもある。(現役を)あきらめずにやっていきたい」。ともに現役続行を希望しており、横須賀の2軍施設で練習を続け、トライアウトに臨む予定だ。