広島の新人9選手が17日、広島市内の広島大学病院スポーツ医科学センターで体力測定と動作解析に臨んだ。跳躍力や体組成、持久力など8項目を測定した。

 跳躍力でトップの数値を記録したのは、ドラフト1位の野間峻祥外野手(21=中部学院大)だった。「筋力や瞬発力は全ての面で必要だと思う。もっと筋力が欲しい。でもいい気に増やすのではなく、徐々に増やしていければ」。実際に目にした数値からトレーニング意欲も高まった。

 また、筋力のバランスが最も取れていたドラフト2位の薮田和樹投手(22=亜大)は、「自主トレから上半身と下半身の連動性、バランスを意識してやってきた」と納得の表情。ほかにはドラフト6位の飯田哲矢投手(23=JR東日本)が反応速度でトップを記録し、育成2位の木村聡司(18=常葉学園橘高)は最も体脂肪率が低かった。