日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は27日、2016年から使用する統一球のメーカー選定をミズノ社に絞り込み、2月中に正式契約を結ぶ方針を明らかにした。統一球は15年までミズノ社と契約している。

 昨年6月に公募し、条件提示のあった社のうち4社のサンプル球を昨年の秋季キャンプで試用。NPBが行った反発係数検査の結果と合わせ、ミズノ社を含む2社に絞った。2社の保管庫を確認した上で、品質の確保、安定供給の観点からミズノ社に決まった。