DeNAの今季開幕投手最有力となっている久保康友投手(34)が順調な調整ぶりをアピールした。

 宜野湾キャンプ第1クール3日目の3日、3日続けてのブルペン入り。体重移動などの動作を確認するように淡々と投げ込み「昨日は一番遅いボールで一番伸びのあるボールを練習した。今日は昨日のゆったりさに少し力を加えて投げた」と振り返った。

 投球練習を見守った中畑監督は「久保は異常だね。ずっとボールの質が一緒。すばらしいし、すごいこと。安心させてくれている。今は不安材料が見当たらない」と絶賛。さらに開幕投手についても「まだ、本人には伝えていないけど九分九厘でしょう」と、絶大な信頼を寄せた。

 この日はチームで1人、ホーム用のユニホーム姿だったが久保は「僕はちゃんと自分の目で何度も確認したので。僕ではなくみんなが間違っているんじゃないですか?」と気にも留めなかった。