右手の血行障害で名古屋市内の病院に入院していた中日朝倉健太投手(27)が21日、ナゴヤ球場でトレーニングを再開した。この日はトレーニング室、トレーナー室で基本的な運動を行っただけで屋外でのランニングやキャッチボールなどは一切行わなかった。出場選手登録抹消後、初めて球場に姿を見せた朝倉は報道陣に「今後もナゴヤ球場で練習するつもりです。キャッチボールはまだいつからやるかは決まっていません」と今後の見通しを語った。

 今季3勝4敗、防御率3・36の朝倉は6日に右手に異常を訴えて出場選手登録を抹消された。翌7日に入院し、その後は血流を改善する治療を受けて18日に退院していた。まだキャッチボールを再開する予定も決まっておらず、実戦復帰のメドは立っていない。