日本ハム中田翔内野手(19)が9日、超高級車購入の野望を胸に「禁欲生活」への突入を宣言した。同期のロッテ唐川が、高級車のレクサス購入を明かしたことに発奮し、新車価格4000万円以上、さらに上をいくドイツ車のマイバッハをターゲットに設定。マイカー解禁はまだ先だが、自らニンジンをぶら下げ、今オフをストイックに過ごすプランを決めた。
「ええなぁ、レクサスか。10円傷、つけよかな」。ジョークを言うほどうらやましい。来季は指をくわえているしかないが、気持ちを切り替えた。「あの、何とかバッハってやつがいい。あれに、決めてます」。
プロ初のオフ。郷里の広島へも帰省する今月中は、バットを極力持たずに、体幹強化に集中する予定を立てている。「振りたくなったら、振る」。バットマンとしての欲求を極限まで高め、感覚を研ぎ澄まし、技術練習に着手するのが狙いだ。車も、スイングも我慢した先に「もっといろいろな世界を知りたい」と夢が広がると信じている。