横浜の新外国人左腕レス・ウォーランド投手(32)が19日に宜野湾で行ったLGツインズ(韓国)との練習試合に志願登板、評価を上げた。1イニングを内野ゴロ1、三振2、四球1で無失点に抑えた。大矢監督は「四球ばかりかと思ったけど、変化球も低めに来ていた。先発?

 徐々にイニングを増やしていきたい」と話した。

 LGは同投手が05年に所属したチームだった。「あのチームにいたんで、投げさせてほしい」。本人の申し入れでシート打撃の登板予定が変更された。最速143キロの速球にカーブ、スライダー、チェンジアップも投げた。「あのころよりいい投手になっていると思う」。1年で解雇されたチームに成長を見せつけた。

 見守った巨人村田スコアラーは「もっと速くなるんじゃないかな」とマーク。入団会見で12~15勝を目標に挙げた左腕は、初実戦に気分をよくして「この打線と守りなら達成可能だ」と言い切った。【米谷輝昭】

 [2009年2月20日8時30分

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