ソフトバンク新垣渚投手(28)が発熱のため、開幕2戦の4日オリックス戦(福岡ヤフードーム)の先発予定を回避し、出場選手登録を抹消されることが濃厚になった。代役は2軍調整中の大場翔太投手(23)になる見通しで、3日に1軍へ合流する予定。開幕直前に思わぬ誤算が生じた。
1日の決起集会を欠席していた新垣は、2日の全体練習にも参加せず、病院で点滴治療を受けた。午後には首脳陣へ経過を報告するため球場を訪れ、報道陣に対して「体調不良です。明日、明後日は大丈夫だと思います」と説明した。だが、登板2日前のこの日に予定していたブルペン入りができなかったことで、4日の登板は絶望的になった。
開幕を翌日に控えた秋山監督は「どうだろうね」と顔を曇らせ「ぎりぎりまで状態を見るのか」という質問にも「内緒」と言葉を濁した。高山投手コーチも「熱がある。肩やひじ(の問題)ではないけど、2戦目で考えていた投手だし、日数的なものもあまりないから」と厳しい見通しを示した。最終決定は3日に下されるが、首脳陣は新垣を登録抹消する方向で調整に入り、最短復帰となる13日に1軍へ再合流する見込みだ。
昨年10月に右ひじ遊離軟骨除去手術を受けた新垣は、3月5日の教育リーグで実戦復帰、同17日のオープン戦ロッテ戦で1軍初登板と、順調にステップを上がってきていた。手術直後から「開幕に間に合わせたい」と繰り返してきただけに、ショックは大きいはず。今はただ、体調回復に専念して早期の復帰を目指すしかない。【太田尚樹】
[2009年4月3日9時22分
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