手術した右ひじと、左ふくらはぎ痛のためリハビリを続ける阪神矢野輝弘捕手(40)が12日、ウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)でゲーム復帰した。昨年10月20日のクライマックスシリーズ中日戦(京セラドーム)以来の実戦。1番捕手で出場。スローイングの場面こそなかったが、3イニングでそつないリードと守りを披露。打席では鋭い二直と四球、遊ゴロの内容だった。患部の状態について問われると「あるよ、ありまくり、試合に出てないことに違和感があるよ。下のレベルだけど、今の時点ではある程度のことができたかな」と充実感たっぷり。報告を聞いた真弓監督は「もう1回くらいやね」と発言。14日ウエスタン・リーグのオリックス戦(北神戸)の内容次第で、即1軍練習に合流する。

 [2009年4月13日10時26分

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