<横浜8-1阪神>◇21日◇横浜

 左太もも裏肉離れから1カ月半。スリムになった横浜村田修一内野手(28)が「4番三塁」で帰ってきた。3回の2打席目には左翼線へ復帰初安打。大観衆の前で快勝し、存在感をあらためて示した。

 4キロの減量があった。「いろいろなことを考えさせられた。夜は肉が多かったのを魚にしたり。来年30歳ですから。1回だけなら気が付かなかったかも知れない」という。3月のWBCでは右太もも裏を肉離れ。約1カ月で戦列復帰したが、8月に左足をやってしまった。何かを変えなければならない。食事制限で体の負担を軽減させた。

 田代監督代行は「問題ない。3キロ(実は4キロ)やせたって。もう2キロぐらいかな」と笑顔を見せた。村田は残り14戦に「次の監督が誰だか分かりませんが、若手もポジションを自分で取らないと」と真剣な表情を見せた。最後まで戦い、チャンスをつかむ重要性を提言した。

 [2009年9月22日8時36分

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