ヤクルトが、球速158キロの日本人最速タイ記録を保持する五十嵐亮太投手(30)の流出も視野に入れていることが19日、明らかになった。同投手は海外への移籍が可能なフリーエージェント(FA)資格を6月中旬に取得。球団側は、昨年末の契約交渉で3年総額3億円(推定)を超える好条件を提示した。だが、同投手が海外FA権取得をにらんで、国内FA権を行使せずに単年契約を結んでいた。鈴木正球団社長兼オーナー代行(68)は「ぜひ残ってもらいたい。ただ、本人の気持ちまでは分からないので…」と、交渉が難航することを予想しているかのような口ぶりだった。

 この日、8回から5番手で登板した五十嵐は「シーズンが終わってからゆっくり考えたい」と常々話してきただけに、今後は本格的にFA権を行使して国内外への移籍か残留を考えていく。今季は56試合登板で3勝2敗3セーブ、防御率3・19でチームの3位躍進に貢献した。

 [2009年10月20日7時26分

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