<楽天1-4ヤクルト>◇12日◇Kスタ宮城
ヤクルトが石川雅規投手(30)の力投で3月30日以来、今季2度目の3連勝を飾った。石川は6回を10安打無四球1失点。毎回安打を許し4度も得点圏に走者を背負いながら、要所で冷静にボールを低めに集め、2併殺などでしのいだ。「相手がいいピッチャーだったので、絶対に先に点を取られないように投げた」と楽天岩隈とのエース対決に発奮した。
開幕から6連敗を喫し、5月29日オリックス戦でようやく今季初白星を挙げる苦しい立ち上がりのシーズンとなった。そんな中、母校の頑張りが力となっている。6月上旬に青学大が東都大学リーグの1部に昇格。今春センバツに出場した秋田商には、大会前にボールやジャージー、シューズなど総額100万円相当の寄付を行った。「後輩たちが頑張っている分、僕も頑張れる」と刺激を受けた。
地元東北のマウンドで、巻き返しのきっかけをつかむ今季2勝目。エースの復調に呼応するように、チームも5位横浜にゲーム差なしまで迫り、最下位脱出に王手をかけた。「レベルの低い話をしていると、世間様に言われちゃう。1試合1試合を勝っていくだけです」と小川監督代行。貪欲(どんよく)に借金を減らしていく。【由本裕貴】
[2010年6月13日8時31分
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