阪神が巨人に敗れ、中日は29日にもマジック1が点灯する。自力で4年ぶりリーグ優勝を決める。大事な今季最終戦、10月2日ヤクルト戦(ナゴヤドーム)で、右太ももを痛めている正捕手谷繁元信(39)が7試合ぶりにスタメン復帰する可能性が出てきた。
甲子園でTG決戦が始まる前。ナゴヤドームで行われた若手主体の指名練習に谷繁は参加した。「良くはなってる。最終戦?
良かったらいくし、良くなかったらいかない。今までと一緒!」と明るい表情で話した。
その動きが回復を物語っていた。ストッキングをひざ下まで見せるクラシックスタイルでグラウンドに現れると、外野のポール間をほぼ全力でダッシュ。ノック、フリー打撃と軽快にメニューを消化した。堂上直のノッカー役を務めるなど、フル回転だった。
段階は踏んできた。25日横浜戦で8回守備から5試合ぶりに出場。打席に立つことはなかったが、2イニングを無難に乗り切った。練習を見守った田村バッテリーコーチも「全力で走れている。できれば(最終戦に)出てもらいたい。日にちもあるし、順調にいけば監督も使うんじゃないかな」と見通しを語った。
残り1試合。リーグ優勝を決める特別な試合となる可能性も出てきた最終戦。今季は故障を抱えても登録抹消されることなく、ベンチとホームベースの後ろでナインを鼓舞してきた谷繁がスタメン表に名を連ねれば、チームにとってこれほど心強いものはない。【桝井聡】
[2010年9月29日11時1分
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